こんにちわ。
影丸です。
今回は、ホンダアクティ軽トラックのエアコンスイッチの電球(バルブ)交換の手順を画像解説していこうと思います。
今回エアコンスイッチの電球を交換するアクティは、平成17年式のHA7という型で走行距離は107,884キロという状態です。
自分で部品を購入して交換作業を行ったので、その時の手順を画像を使ってわかりやすく解説していきます。
ホンダアクティ(軽トラ)エアコンスイッチ電球(バルブ)の交換
僕のアクティは平成17年(HA7)式で以下の様な外観です。年式や型式が違うと部品やスイッチの構造が異なるかもしれませんのでご了承ください。
エアコンスイッチ周辺の内装はこんな感じです。
アクティ エアコンスイッチ電球(ソケット)の購入
今回はエアコンスイッチの電球を交換しますが、電球単体はとても小さいのでソケットと一体型の部品を購入しました。
この部品は、HONDAディーラー店舗で購入できます。ディーラーというと敷居が高そうですが、過去に取引がなくても大丈夫です。僕のアクティは、自動車修理店で中古で購入し、部品の購入は飛び込みでディーラーに持ち込んでいますが、とても丁寧に対応してくれます。
過去に、ドア内張の部品購入と車内水漏れの点検修理で利用して、今回の部品購入で3回目の利用です。初回利用時に車種の登録や連絡先の登録をしてくれるので、2回目以降は常連気分で気軽に利用できます。
アクティ(HA7)エアコンスイッチ電球(ソケット)の価格と型番
今回購入した電球とソケットの価格は税込みで308円でした。通販でも購入できますが僕が調べた中では、どの通販サイトでも電球の価格より送料の方が高かったです。
HONDAのディーラー店舗はどこの地域でも多くあると思うので、直接ディーラーで購入したほうがお得です。
店舗に部品の在庫がある場合はその場で購入できますし、在庫がない場合でも通販サイトより早く手に入ると思います。
僕が注文したディーラー店ですが、午前11時ごろ店舗で注文して同日の午後2時ごろには部品が入荷されました。部品の種類や注文するタイミングによって注文から入荷までの時間は変わってくると思います。
ディーラーなので、部品の型番をわざわざ伝えなくても店舗スタッフの人が車両をみて調べてくれます。初回利用の際に車検証の提示をしておけば、2回目以降は登録データから部品の型番を拾い出してくれるので手続きがスムーズです。
ディーラーを利用せず通販で購入する場合は、部品の型番がわかっていないと注文できないと思うので、今回購入した電球ソケットの型番を掲載しておきます。
アクティ軽トラック平成17年-HA7
エアコンスイッチ電球(ソケット)
部品名称:バルブ.ネオウェッジ
(14V0.7W)
部品番号:80415-S3A-003
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アクティ(HA7)エアコンスイッチ電球交換手順
はじめにエアコン操作パネルのカバーを外します。カバーはパネルに対してはめ込み式になっているので、ビスの取り外しなどは必要ありませんが、専用工具ががあると便利です。マイナスドライバーで代用できないこともないですが、ドライバーの先は面が小さく支点がないのでパネルやカバーに傷がついてしまいます。
僕が使った工具は、エーモンというメーカーの内張り剥がしという工具で、ホームセンターの自動車工具売り場なら大抵取り扱っています。ソフトタイプの樹脂製で内装に傷がつきにくいので作業しやすいです。価格は300円ほどです。
エアコンパネルカバーと配線カプラを外す
エアコンパネルとカバーの隙間に内張り剥がしの先端を挿し込みます。少し隙間が空いたら、いきなり引っ張らず少しずつ隙間を広げていきます。
上の方の挿し込みが外れたら下の方に向かって徐々にはめ込みを外します。少し硬いかもしれませんが、ビス固定されてないので引っ張れば外れます。この時注意してほしいのは、パネルカバーについているハザードランプのスイッチと荷台作業灯のスイッチの配線カプラを先に外します。
ハザードスイッチのカプラは、中央の固定用フックを指で押しながらスライドさせてください。
固定用フックを押して少しずらすだけで簡単に引き抜けます。
ハザードスイッチのカプラが外れた状態です。
ハザードスイッチのカプラを外したら、その下の作業灯スイッチのカプラを外します。作業灯のカプラもハザードと同じく、中央のフックを押しながらスライドさせて外します。
作業灯スイッチのカプラはハザードと違い、白色のケースは車両側に固定されたままです。茶色の部分だけしか動きませんがそれで大丈夫です。
固定用のフックを抑えながら、少しずらすだけで簡単に外れます。
作業灯スイッチのカプラが外れた状態です。
ハザードスイッチと作業灯スイッチのカプラを外したら、エアコンパネルカバーが外せせます。取り外すカプラは2つだけなので目印は必要ないと思います。
エアコンパネルを外す
パネルカバーを外すと、エアコン操作パネルの4か所(角)にビスが見えます。
プラスドライバーでビスをすべて外します。回し始めが少し硬いのでネジ山をつぶさないように押し当てながら回してください。
4か所のビスが外れたら操作パネルが緩みます。いったん操作パネルを奥に押し込んでから斜めに引きだそうと思いましたが、通気切り替え用のワイヤーがつながっていて少ししか手前に出すことができません。
エアコンスイッチの奥を見るとカプラが確認できると思いますが、この狭い隙間から指を入れてカプラを外さなければ、エアコンスイッチを取り出せません。
エアコンスイッチからカプラを外して、スイッチの根元を手前(車内側)に押し出せば電球の交換はできますが、スイッチからカプラを外すためのスペースが狭すぎるのでオーディオを外したほうが作業はかなりやり易いです。
アクティ オーディオの外し方
僕の場合、純正ラジオから社外CDデッキに交換してありますが、取り外し方は同じやり方です。オーディオの取り外しは、灰皿を外して裏面の灰皿取付金具のビスを3か所外します。
3か所のビスを外すと、灰皿取付金具が外れます。この金具は単なる板状の金具で、挿し込みなどはありません。ビスをはずすだけです。
灰皿取付金具を外すと、裏面にオーディオを固定しているボルトが見えます。このボルトはプラスドライバーの溝もついているのでプラスドライバーで外せます。
オーディオを固定しているのは、このボルト1本なので簡単に外せると思います。オーディオ本体には、配線カプラがつながっているので完全に外すことはできないですが、エアコンスイッチを取り出す為のスペースは確保できると思います。
エアコンスイッチを取り出す
オーディオを外したスペースから指を入れると、エアコンスイッチを触れるので、スイッチの根元から白色カプラを外します。白色のカプラを、スイッチ本体から引き抜くだけで外せます。先ほどのハザードスイッチの様にフックで固定されていないので引っ張るだけで外れます。
エアコンスイッチからカプラを外したら、エアコンスイッチの奥(根本)を指で押して手前(車内側)に押し出します。
エアコンスイッチは、手前(車内側)に押し出すだけで外れますがかなり固いです。何かで固定されているんじゃないかと思うほど固いですが、思いっきり押すだけで取り出せます。
力を入れて手前に押すと「ガチャン!」と音がするのでびっくりしますが、焦らないで下さいね。
エアコンスイッチを押し出せたら、あとは電球ソケットを交換して元に戻します。エアコンスイッチの本体裏面に、ソケットと一体になっている電球があります。ソケット裏面についている溝にマイナスドライバーを当てて、左斜めに45度ほど回すとソケットが外れます。
新品のソケットをスイッチ本体にはめ込み、外す時と逆方向に45度ほど回転させて取り付けます。
電球ソケットを取り付けたら、エアコンスイッチを「カチッ」っと音がするまではめ込み、カプラを取り付けます。この時、車のエアコンを稼働させてランプが点灯するか確認してください。
ランプが点灯しているのを確認出来たら、エアコン操作パネル、ハザードと作業灯カプラ取り付け、パネルカバーはめ込みの順で元に戻します。
まとめ
今回は、アクティ軽トラ(HA7)のエアコンスイッチの電球(ソケット)の交換手順をお届けしました。
エアコンスイッチのランプが点灯しなくても、エアコンの機能には支障はないので、交換しようかどうか考えましたが、点灯するはずのランプが光らないのが嫌だし、エアコンの稼働を確認するのに体感やコンプレッサーの振動で確かめるのが面倒なので自分で交換してみました。
ディーラーに交換を依頼するのも一つの方法ですが、電球(ソケット)の価格を考えるとおそらく作業工賃の方が数十倍も高くつくと思うので自分で交換することにしました。
ネットでやり方を調べると、作業時間は30分から1時間ほどと教えてくれていましたが、今回は、交換手順の画像を撮りながら作業したので1時間超かかりました。交換だけならおそらく30分あればできたんじゃないかなと思います。
参考にしてもらえればうれしいです。
影丸でした。
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