かげまりずむ

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Kagemaru's Blog

腓骨骨折全治までの嫁日記~通院(固定)治療四カ月半の状況

こんにちわ。

影丸です。
このページでは、僕の嫁が左脚の腓骨を骨折したときの治療(診察)の様子、回復傾向、自宅での過ごし方などをまとめています。

記事の内容は、

 

腓骨骨折全治までの嫁日記~通院(固定)治療三カ月後の状況は?

 

の続きで、腓骨骨折診断から約四カ月半後の通院(介護タクシー)、診察の様子、自宅での過ごし方、全治までの見通しなどをまとめています。

ちなみに腓骨は、脚のすねの細い方の骨です。(以下画像)

腓骨の場所を示したイラスト

 

腓骨骨折から四カ月半・9回目の通院の様子

2020年2月7日の初回通院から数えて、今回で9回目の通院となります。

嫁の場合、骨折の治療は手術無しの固定治療ということもあって、入院はせずに自宅で過ごしています。

もちろん、定期的に通院していて、前回の8回目の通院までは2週間おきに、今回の9回目の通院は1か月間隔での通院でした。

入院せずに自宅治療になった理由は、初回通院(診察)の時、担当の先生から骨折の程度がどの程度なのかという説明を受け、その結果「入院せずに自宅での固定治療でいいと思いますよ」というアドバイスを受けたからです。

骨折の状態は、骨が完全に離れてしまっている状態ではなく、折れてずれているという状態です。

通院の時は、毎回診察前に骨折部のレントゲンを撮ってから、そのレントゲン画像を見ながら診察という形になるんですが、今回の診察では骨はまだ完全にくっついてない状態とのことでした。

骨折してから約4カ月半経つわけですが、診察の時に見せてもらうレントゲン画像を見ても、素人の僕でもはっきりわかるくらい、骨の隙間というか、骨折の場所がはっきりわかるほどです。

僕は、過去に膝の骨折と、かかとの骨折経験があるんですが、長くても3か月程度で退院出来て、その後のリハビリ通院も半月ほどだったと思うんですが、嫁の場合4カ月半でもまだ完治しないのかな?という感じです。

先生が言うには、これが普通というか、「まあ、こんなもんですよ」とのことです。

夫婦と医者が会話しているイラスト

嫁はもともと半身麻痺の後遺症があり、今回骨折した左脚は麻痺がある方の脚なので、そのこともある程度影響しているのかもということですが、それにしても長い期間掛かるんだなぁというのが実感です。

複雑骨折ではないし、しかも入院せずに自宅治療でいいといわれたときは、もっと早く完治するもんだと思ってたんですが、意外と長くかかるもんです。

以前から訪問リハビリでお世話になっている理学療法士さんがいうには、「若い人ならもうちょっと回復が早いかもね」と・・・。嫁の年齢は・・・いわゆる中年なんですけどね。(一応レディなんで実年齢は控えておこうかなと^^;

毎回診察の時は「骨折箇所の隙間が順調に狭くなって、新しい骨ができてきていますよ」といってもらえるので、変な心配はしていませんし、僕が心配したからといって回復が早くなることはないので主治医の先生にお任せするしかありません。

前回までの通院間隔二週間から、今回の通院間隔が1か月になって、さらに次回の通院予定は約2カ月後ということなので、そのことを考えるとほぼほぼ完治と思ってもいいんじゃないかな。2か月間レントゲン画像で経過を見なくてもいいということは、そういうことなんじゃないでしょうか。次の通院が完治の確認というか。

完治までの見通しについて

気になる完治までの期間なんですが、これは何をもって完治とするか。ということなんですよね。通院で診察や治療を一切しなくなった時点で完治なのか、骨折以前の生活ができるようになった時点で完治なのか、「完治」という言葉にこだわる必要はないかもしれませんが気になるところです。 

先生からは、次回の通院(骨折から約半年後)の時も、骨が完全にくっついているかどうかわからないとのことですが、以前の通院では、3か月程度の治療というお話もありました。(ややこしいですよね)

実際、ギプスからサポーターへと変わったのは、確か骨折から3カ月ほど経った時期だったし、そのころには、「骨折した方の脚に体重をかけてもいいですよ」ということだったので、いわゆる日常に近い生活ができるということですよね。

前回記事にも書いてるんですが、固定方法も最初のシーネ(添え木?)⇒ギプス⇒

サポーター⇒今は何もつけず。という流れで、以前と同じような内容で訪問リハビリ続行中ですからね。

たとえば、物理的には半年・・・?生活環境的には3か月・・・?ということだったのかな?なかなか腑に落ちませんね。

ん~~。なんか気になるんですよね。いわゆる全治と完治っていうやつですかね?もう大丈夫っていうお墨付きが欲しいんだと思います。

腕を組んで考え事をしている男性のイラスト

ちょっと話がそれますが、全治と完治の違いってよく分からないですよね。ネットで調べたら、なるほど!わかりやすいサイトがありました。あ~すっきりした^^

baseballking.jp

こちらのサイト情報によると、通院治療が必要無くなるのが「全治」で、日常生活復帰が「完治」とのこと。なるほどね。言葉の違いですねこれ。要は、骨折以前の生活に戻ってほしいというとこなんで、目指すは「完治」ということか^^

足のむくみが気になる件について

骨折したときからしばらくの間、嫁の足が結構むくんでたんですが、これは骨折特有の症状だと先生から聞かされてはいたものの、最近になっても一向にむくみが取れないんですよね。

今日の嫁の足がこんな感じ。以下画像です。

女性の左足がむくんでいる様子

左右比べてみても、骨折した方の左側の方がむくみがひどいんですよね。

女性の足が両足ともむくんでいる様子

骨折当初よりはましになったと思うし、もともと足のむくみが気になることはあったのであまり気にしなくていいのかもしれませんが、訪問リハビリの時尋ねてみました。

リハビリの先生が言うには、「これは骨折の影響というよりは、一日中ほとんど車いすに座ったままの姿勢だからだと思います」ということでした。

体の中のリンパ液が、低いほうにたまるので、その影響から一番下の足元にリンパ液が溜まってむくみになるんだとか。

ちなみに、血液の様に心臓がポンプになって循環することのないリンパ液は、筋肉の伸び縮みで循環するので、ほとんど動かず座りっぱなしだと仕方のないことのようです。

リハビリの先生が言うには、特に心配することはない程度のむくみらしいですし、日中は嫁一人なんで、ずーっと座ってるしかないですからね。

家の中で車いすに座っている女性

一週間に二回リハビリしてもらってるんですが、その時には足のマッサージや軽い運動をサポートしてもらえるので確かにむくみが引いていくし、寝るときは丸めた毛布の上に脚を置いて高く上げる様にしています。足にリンパ液がとどまらないような対策ですね。

自主トレというほどではないですが、この話を聞いてからは、朝と夕方、夜寝る前に手すりをもって、かかと上げ10回と屈伸を10回するようにしてます。

室内でかかと上げ運動をしている女性

室内でかかと上げ運動をしている女性

一日合計数十回のちょっとした運動なので、極端にむくみが取れたということはないんですが、リハビリの先生は「無理のない程度で運動するのはいいことですよ」といってくれるんで続けていこうかなと思ってます。もちろん、無理やりやらせちゃいけませんけど。ストレス的負担になりますからね。

骨折通院におすすめ!介護タクシーについて

嫁の場合半身麻痺ということもあり、骨折中は常に車いすでの生活になっています。骨折以前は、車いすの使用は定期通院(脳神経外科)で調子が悪いときだけで、それ以外車いすを使うことはありません。

健常者の方と少し状況は違うのかもしれませんが、松葉づえなども使えないので、通院はいつも介護タクシーなんですよね。

以前からの定期通院(脳外)の時は、アパートの階段も何とか自分で上り下りできてたんですが、さすがに車いすで階段移動というわけにはいきませんからね。

下の画像は我が家のアパートの階段なんですが、結構ぼろいでしょ。

自宅アパートの昇降階段

今回の嫁の通院で、初めて介護タクシーというものを利用したんですが、これがとても便利なタクシーで、車いすに乗ったまま階段移動のサポートまでしてくれるんです!もちろん通院時は毎回僕も同伴するので、運転手さんと二人で階段移動ということですが。

介護タクシーの車両はワンボックスタイプで、荷台スペースに車いすがらくらく収まる仕様になってますし、車いすの固定器具もしっかりついてます。

介護タクシーの車内の画像

車内に車いすごと乗り降りするための昇降機や、安全フック(ベルト)までついてるので安心です。

介護タクシーの昇降機

介護タクシーの安全車いす用のフックの画像

画像は、我が家が実際に利用している介護タクシーのホームページからお借りしています。

ちなみに、車両はトヨタアルファードという車種です。運転者さん(運営者)いわく、車内のスペースが広いという理由で、あえてアルファードの介護用車両を探して介護タクシーを開業したとのことです。

この先、初めて介護タクシーを利用する方にアドバイスというほどの情報ではないかもですが、車両は何でもいいと思います。

我が家の場合、9回の通院の内8回は、アルファード介護タクシーを利用していて、通院希望日にどうしても同じタクシーの予約が取れなかったとき、別の介護タクシーを利用したことがあるんですが、そこのタクシー車両はトヨタNOAH(ノア)という車両でした。

どちらもトヨタ車ですが、NOAH(ノア)とアルファードを比較すると、グレード的にはアルファードの方が高く、車内も広いというふうに区別されると思うんですが、実際どちらとも乗り心地は変わりません。広さの違いも感じません。 

初めて介護タクシーを利用するときに、インターネットで地元のタクシー会社を探していると、多くの会社では車両紹介というページがあり、車内の画像や車種名で乗り心地やスペースの広さを説明してます。 

といっても我が家がタクシー会社を選んだ基準は車種ではなく、単に検索結果の一番上から順番に電話してみただけなんですけどね。たまたま最初に予約が取れたのがアルファードの車両だったというだけです。

車種のこだわりは全くなかったんですが、運転者さんの経歴というか所有資格はひとつの決め手だったと思います。

ほぼ毎回お世話になっている運転者さんの所有資格なんですが、以下の様にしっかりサポートで安心!という点はかなり意識したと思います。

  • 赤十字救急法救急員
  • 患者等搬送事業乗務員資格(津市消防本部認定)
  • 介護職員初任者研修修了
  • 同行援護従業者養成研修修了(視覚障がい者ガイドヘルパー
  • 上級救命講習修了
  • 普通自動車2種免許
  • 総合旅行業務取扱管理者

 
僕の地元で介護タクシーの会社は、約10件ほどあるんですが、その中でも運営者さん(運転手さん)のプロフィールがしっかり掲載されていて、なおかつサポート体制に直結する資格が多ければやっぱり安心だと思うんですよね。

もちろん通常のタクシーと介護タクシーの違いとして、運転者さんの資格保有率は断然高いのが通常だと思いますが、初めて介護タクシーを利用する際は見るべき項目だと思います。

あと、介護タクシーの利用料金ですが、運賃は通常の中型タクシーと全く同じです。1回の利用(往復なら2回)につき500円の介助料金がかかりますが、サポート内容からすると安すぎるんじゃないかな。

車椅子でも安心して通院できるんですからね。タクシー会社によって違いはあるかもわかりませんが、我が家がお世話になってるところは、車いす のレンタル無料(リクライニング車いすは1,000円)で、階段用スロープも無料です。

普段介護タクシーのことを意識することはないかもしれませんが、地元で利用できるところをサクッと調べておくと、いざという時にスムーズに利用できるのでお勧めです。

まとめ

今回は、我が家の嫁の腓骨骨折の診察(回復)傾向や自宅での過ごし方、介護タクシーについてなど、単なる日記記事みたいな内容でしたが、今までの腓骨骨折についての記事も同じような内容です。

今回嫁の腓骨骨折を経験して、治療内容や生活環境の変化など、いろいろ知りたいことがあったのでネット検索したんですが、ヒットするのはお医者さんの書いた専門的なサイトばっかり。正直思ったのが『知りたいのは専門用語じゃなくて実際の体験談なんだけどな』と思ったんですよね。

「読みたいのは日記記事じゃねえんだよ」と思われる方の方も多いとは思いますが、こんな記事でも読んでくれる方がいればなぁと思い更新している次第です。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

この記事の続き
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腓骨骨折全治までの嫁日記~通院(固定)治療六カ月目で全治の診断結果 - かげまりずむ

 

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