こんにちわ。
影丸です。
このページでは、僕の嫁が左脚の腓骨を骨折したときの治療の様子、回復傾向、自宅での過ごし方などをまとめています。
記事の内容は、
腓骨骨折全治までの嫁日記~通院(固定)治療一カ月半の状況は?
の続きで、6回目の通院と7回目の通院の様子、自宅での過ごし方などとなっています。
腓骨骨折二カ月目|6回目の通院
2020年2月6日の救急搬送での骨折診断、翌日2月7日の初回通院から、約2カ月が過ぎました。
今回で6回目の通院となりますが、前回までと同じく介護タクシーを使って通院してきました。
介護タクシーは僕の地元(市内)では10社ほどしかないので、通院時に次回の予約をしっかり確認して何とか順調に手配できている感じです。
介護タクシーの運転手さんが言ってたんですが、朝と夕方の時間帯はかなり忙しいので予約が取りにくいんだとか。我が家の場合、診察時間は午後1時~1時半の間にしてもらっているので、比較的予約は取りやすい時間帯です。
診察の間隔はざっくり2週間に一度というタイミングなので、昼間の時間帯の予約ならまず埋まってるということはありません。今のところ。
診察の様子と今後の見通し
嫁の場合、骨折の程度を先生が考慮して手術はしていません。固定器具などで固定するだけの治療内容です。シーネという添え木の様なもので固定、その後ギプス固定へ、今では金属プレートの入った関節用のサポーターでの固定となっています。
手術、入院はしていないので、通院時には毎回レントゲンを撮ってからの診察になります。今回もやはりレントゲンを撮ってからの診察でした。
自宅では、車いすでの生活スタイルで、脚をなるべく高い位置に置くようにしているんですが、このことがよい結果につながっているのかも。
主治医の先生や、以前からお世話になっている在宅リハビリの先生からのアドバイスでこのようにしているのですが、そのおかげもあって今回の診察で先生から「かなり順調に回復してきていますね」とうれしい診察結果でした。
毎回、診察の最後に、先生から「足はなるべく高い位置に置くようにしてくださいね」とアドバイスしてもらいますが、これは自宅で結構意識してるところです。
まだ骨が完全に引っ付いているわけではないですが、前回の記事で書いたように骨の元?的な仮骨(かこつ)がレントゲンにはっきり映っています。
実際のレントゲン写真を撮影することはお願いしにくいので、以下の画像はネットで見つけた参考画像です。
前回の診察時に見せてもらったレントゲン画像と比べても、正直違いは判りませんが、先生が言うには仮骨が消えずに写っている(残っている)いるということが順調な回復なんだとか。
上の画像はネットで拝借した画像ですが、実際の画像もこの画像とほとんど変わらない感じです。健康な骨と比べるとうっすらとした影のように見えますが、この影が大切で、やがて健康な骨に変化していくとのことです。
前回の診察から二週間ほどしか経っていないので、素人の僕が見てはっきりわかるほど骨が出来上がっていないのは当然ですし、今回の画像で先生が順調な回復とみてくれているのはやはりうれしい限りです。
毎回のように先生から「順調な回復ですね」といってもらえますが、今回はちょっと今後の見通しのことも先生からひと言。
本日は、2020年3月31日です。骨折の診断を受けたのが2月6日の救急搬送先の病院です。そこから数えると54日目。先生の「順調ですね」の診察結果に欲が出てきてしまっているのか、ほぼ完治が見えてきてる感じすらするんですよね。
ですが、先生からは「4月いっぱいでも完全に骨が付かないかも」というお話がありました。
"え?この先まだまだ日にちがかかるの?!"
僕の勝手な思い込みで、そろそろ通院も終わりかな?なんて思ってしまってたんですよね。骨折診断からやがて二カ月なので、一般的な骨折の回復期間っていう感じの勝手な思い込みですが。
確か初診で「手術はせずに固定治療で行きましょう」と決まった時、「手術をしたほうが回復の期間は短いですが」と先生に聞かされてたのを思い出しました。手術しない場合の回復期間なら長めに覚悟しておかないといけませんね。
初診の時に手術を選択することもできたんですが、嫁の骨折の状態を先生が判断し、「この状態なら手術せず固定治療で進めるのが通常ですね」というアドバイスがあったので回復期間のことはあまり考えてませんでした。
それと、嫁の場合半身麻痺というハンデキャップがあり、「今回骨折した左脚は、麻痺がある方の脚なのでそのことも回復が遅くなる要因になるかも」と先生から聞かされてたことを、今さらながら思い出しました。
先生が言ってくれる「順調ですよ」の言葉を、かなり都合のいいように解釈してしまってたのか・・・。
まだまだ日にちがかかりそうなんで、気ィ引き締めんとあかんな!ほんま。
自宅で出来ることはしっかりやろう
自宅での固定治療ということを、もう一度しっかり認識して、先生からのアドバイス「日中もなるべく脚を高い位置に」をしっかり実行しなきゃです。
先ほど書いたように、嫁は今回の骨折とは関係なく半身麻痺という後遺症を長年抱えているので、実際の生活面では脚を定位置に置いておくのが難しいところもあります。
なので、僕が仕事から帰った時に、車いすに座った状態で骨折している脚がうまく上げられていないこともしばしばです。
とはいえ、仕事を休んで付きっきりで介助というわけにもいかないので、そこはできる限りという感じで過ごしています。ちなみに、寝るときは毛布と枕を使って脚を胸より高い位置に上げる様にしたり、足がむくんでいるようなら、固定用のサポーターを緩めたり、一定時間外したりしています。
このことも主治医の先生や、リハビリの先生からのアドバイスを受けて、なるべくこまめに様子を見るようにしています。
脚を高く上げておくためのおすすめの方法
前回までの記事に画像をいくつか載せているんですが、日中僕が家にいない時も車いすで食事ができるようにテーブルを使ってるんですが、そうすると脚を高く上げることが難しかったんですよね。
僕がいるときは、テーブルをづらして椅子の上に脚を伸ばして高くすることはできるんですが、テーブルがあるとどうしても椅子の上に脚が置けない状態になってしまいます。文章ではわかりにくいので、写真を撮るためにちょっと嫁に無理してもらいましたが、こんな感じでかなり窮屈になってしまいます。
こんな状態で昼中ずーっと過ごすのはさすがに窮屈だと思うので、妥協して脚は下ろしてたんですが、ある日仕事から帰るとリハビリの先生が工夫してセッティングしてくれていました。(下画像)
足置きになってるのは実はごみ箱です。これは、我が家にはなかったものなんですが、嫁に聞いてみるとリハビリの先生が用意してくれたんだとか。
脚の下にひいてあるのは、我が家に合ったミニ座布団ですが足が痛くないようにうまく組み合わせてもらったようです。なるほど~~です。
家にあるちょっとしたものでも、工夫次第でいろいろ利用できるんですね。いいですよねコレ!是非参考にしてください。
なるほど!という感じですよね。
以前からのリハビリはもちろん、骨折中のアドバイスまでいろいろと助けてもらっています。在宅リハビリは週に二回のペースですが、僕が自宅にいないときに嫁の様子を見てもらえるというのは本当に助かります。
骨折二カ月半|7回目の通院
嫁の腓骨骨折診断から、約二カ月半。今回で7回目の通院となります。骨折当時と違いこの辺の時期は、生活スタイルはほぼパターン化していて、これといった変化はありません。
逆に変化がないのがいいというか、悪い方向に変化がないのはいいことなのかも。毎日車いすでの生活も相変わらずで、ここまでくると車いすに座っている嫁の姿に違和感すら感じないのが正直なところです。
今回の通院も介護タクシーの利用です。この記事を書き始めて毎回のように介護タクシー業界の忙しさを書いてきていますが、我が家の場合予約がうまく取れなかったのはわずか一回だけ。(利用は七回)
毎回、次回の予約時間を、午後一時から一時半くらいにお願いしていて、治療の内容もレントゲン撮影→整形の診察→次回の診察予約という流れが出来上がっているので、この先もタクシー予約で悩まされることはないかな。(という期待)
診察の内容も前回と同じく、まずはレントゲン撮影から。
7回目の診察の様子
レントゲン撮影後、診察では先生がレントゲン画像を見ながら「ん~、かなり順調ですね」の一言が。
まだ、骨が完全についてるわけじゃないけど、以前の画像と比べると骨折してるとこの骨の隙間が狭くなっているようです。
といっても、僕が見ても前回のレントゲンと今回のレントゲンの違いは判らない程度ですが、先生から「順調に回復してますね」という経過を聞くとすごく安心します。
あと、少し心配だったのがサポーターを付けているせいか、脚が結構むくんでるんですよね。
先生にそのことを聞いてみようかなと思ってたんですが、先生の方から「脚がむくんでいるのはやはりサポーターのせいかな」「今日からリハビリ以外の時間はサポーターを外してもいいですよ」とのアドバイスがありました。
僕自身も嫁の脚がむくんでるのが気になってたんですが、サポーターを勝手につけたり外したりするのはよくないかな?と思ってたんですよね。
診察の時に、先生にそのことを聞いてみようと思ってたんですが、先生の方から先にお話があったので助かりました。
ということで、診察室でサポーターを外したまま帰宅しました。看護師さんが「帰り道裸足になっちゃいますね」と心配してくれましたが、まさか今日からサポーターを外せるとは思ってなかったんで、左脚用の靴はもっていかなかったんですよね。
まあ、車いすに乗ったまま介護タクシーで帰るのでいいかなって感じですが^^;
次回の診察は、約一カ月後ということで、これまでの間隔より長くなったのもうれしい結果です。これまでは、半月に一度の間隔だったんで。次回の診察では、リハビリの時もサポーターはつけなくていいですよといわれるかも。(期待!)
そんなに順調に回復するかどうか、あまり欲張ってもダメなんですけどね。
とにかく今日は、サポーターを外してもいいよっていうことで、大きく前進した感じです。圧迫感もなくなってすっきりするんじゃないかな。
自宅に帰ってから、リハビリの先生に電話して「サポーターは、リハビリの時以外は外していいと先生からお話がありました」と伝えておきました。次回のリハビリの時からはリハビリの先生にサポーターの付け外しをお願いします。
今回の診察で一つ聞き忘れたことがあって、寝るときに脚を上げて寝てる姿勢はどうしたらいいんだろう?サポーターが外れたからといっても脚は高くしといたほうがいいのかなぁ。
4日後にリハビリがあるんでその時聞いてみようかなと思います。それまでは今まで通りで。
この先の見解は
ココまですごく順調に回復していってる様子ばかり書いてますが、実は今回ちょっと残念なお話もあったんですよね。
診察中、先生から「後、2~3か月でも骨は完全に付かないかも」というショックなお話が。前回の診察で「4月中には完全に付かないかも」と聞いてはいたものの、あと2~3か月だと夏ごろまで通院しなくちゃいけない計算になります。
今日のレントゲンを見る限りでは、確かに順調な回復らしいんですが、この先まだまだ日にちがかかるのは覚悟しなきゃ・・・。
とはいっても、実際に不自由なのは嫁ですからね。僕はちょっとしたサポートをしてるだけということで、このままのペースを崩さないようにしないと!
まとめ
今回は、嫁の腓骨骨折から約二か月後の経過報告をさせてもらいましたが、いかがでしたでしょうか。
脚の骨折といっても、骨折箇所や手術の有無などいろいろなパターンがありますが、腓骨骨折で固定治療の場合、我が家の実生活の様子を知っていただければ少しはいい情報になるのかなと思ったりしてます。
自宅で出来ることは、特別なことはしてませんがやはり脚の固定(高さ)に関しては一番気を使いますね。
最初の診察の時、手術しないで固定治療の場合、回復には時間が長くかかりますと言われた通り、結構長丁場になりそうですが、主夫になりっ切ってしまえばなんてことはないのかなと思います。
我が家の場合は以前からの嫁の体の事情もあって主夫業には慣れてますが、健常者のご家族が同じような怪我で療養する場合、協力するのは大変かも。
どうか長い目で見てくださいね。一番大変なのはケガをしているご本人だと思うので。
毎回記事を書いてて思うんですが、こんな日記記事・・・役に立つ人いるのかなぁ。誰か一人の方にでも参考になればなぁと思って書いてるんですが。
今回のことで、腓骨骨折ってネットで検索しても難しい専門的な記事ばかりで、体験記事が見つからなかったんで。情報発信のつもりなんですよね。
あと何回通院して完治するかわかりませんが、こんな感じで更新していこうと思ってます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事の続き
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腓骨骨折全治までの嫁日記~通院(固定)治療三カ月後の状況は? - かげまりずむ
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