かげまりずむ

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Kagemaru's Blog

シリコンシーラントの上に塗装できる!ペインター20の最安値はココ!

こんにちわ。

影丸です。

このページでは、外壁塗装の現場でよく直面する、シリコンシーラントへの塗装を可能にした優れもの「ペインター20」の機能性、利便性など、おすすめポイントを紹介しています。

記事の後半に最安値購入のリンクも設置してますよ~^^

シリコンシーラントへの塗装(シリコンはじき)について

外壁塗装の塗り替え工事でよく直面するのが、シリコンシーラントの処理です。

換気扇フードや通気口を取り付ける際、雨水の侵入防止のために使用されていることが多いですよね。

その他にも、外壁のひび割れ(クラック)を施主様自らが補修する際に使用されているなんてことも結構あります。

シリコンシーラントは、防水性が高く長期間劣化しないのが利点ですが、塗装の塗り替え時には塗料をはじいてしまうので、塗装業者としてはかなり厄介です。

見積りなどの下見(現場調査)では気がつきにくく、実際の工事中に「アッ!」っと思うことがよくありませんか?

そんなわずらわしさをスッキリ解消できるのが、シリコンシーラント専用処理剤です。

シリコンシーラント専用処理剤ペインター20

ペインター20は信越化学工業(株)が開発したシリコンシーラント専用の下地処理剤で、塗装前のシリコンシーラントに塗布するだけで通常の塗装ができる優れものです。

ペインター20の商品画像

ペインター20は1液型なので、主剤と硬化剤を混ぜ合わせるなどの作業手間がかからないのが便利!使い残しの廃棄に悩まされることもありません。

シリコンシーラントの下地処理剤として、大手塗料メーカーの関西ペイントから販売されているシープラという商品も同じ用途ですが、こちらは主剤(ベース)と硬化剤を調合(混ぜ合わせて)して使用する2液型タイプです。

ちなみにシープラの調合比率は、4(ベース/主剤):1(硬化剤)で、使用できる時間(可使時間)は6~7時間なので、同日使い切りタイプです。⇒シープラ公式ページ

シリコンシーラントの下地処理を毎回シープラで行うと、毎回、毎回の処分手間や、廃棄材料は何のメリットもありませんよね。

さらに、下塗り塗装など次の塗装との間隔は、16時間以上となっているのでちょっとした部分的な下処理でも、その周辺への塗装は避けなければならないんですよね。(同日)

2液型なので当然ですが、調合の際に計量はかりを使用しなければならないというところも、デメリットだったりします。

それに、比べて1液タイプのペインター20なら、開封後すぐに使えて乾燥時間に至っては約30分という早さです。⇒ペインター20公式ページ

1液型なので廃棄処理の手間も発生しませんし、残った材料は容器に戻して大丈夫なので経済的です。(持ちやすい丸缶容器なので移し替えずに使用してます)

用途が同じなら、使い勝手の良いペインター20を当店では愛用しています。

ペインター20を使う場所

ペインター20の使用例としては、換気扇フードや通気口の取り付け部などが一般的ですが、意外と多くあるのがひび割れ(クラック)補修部なんです。

塗装業者が塗り替え工事でひび割れを補修する際は、上から塗装できる変成シリコンを使用するのが一般的ですが、塗装工事以外でひび割れ(クラック)補修を行う業者さんはシリコンシーラントを使ってしまう場合が多いんですよね。

シリコンシーラントは変成シリコンと比べて価格が3分の1程度と安価ですし、何より塗装業者以外の業者さんの場合、施工後の塗料との相性を考える必要はありませんからね。

以下の画像は塗装前のひび割れ補修部にシリコンシーラントが使用されている画像ですが、シリコンシーラントからにじみ出た「アク」で汚染されてしまった外壁は見るも無残な状態になっています。

画像ではわかりにくいですが、この補修箇所は足場の上で撮影した画像です。ですが、補修作業は施主様がはしごを使って作業されたとのことです。(DIY

ホームセンターなどで店員さんに尋ねても、「塗装される場所には不適切ですよ」なんてことは、教えてもらえないでしょうし、確かに防水機能だけ考えればシリコンシーラントを勧める店員さんの意見も間違ってはいませんが・・・。

外壁のひび割れ補修にシリコンシーラントが使用されている画像

この画像の建物は当店が施工させてもらった物件ですが、築後30年以上経過しているとのことで、ひび割れ以外の箇所も経年劣化が目立ちます。

それにしても、これほどまでにひび割れが激しい物件は珍しいと思います。

シリコンシーラントの確認方法

見積り依頼で建物を拝見(下見)させてもらったときに、当然この補修箇所を見逃すはずはないので、まず確認しなければならないのは、使用されている補修材が、シリコンシーラントなのかどうかということです。

前回の補修時に変成シリコンが使用されている場合でも、ノンブリード(NB)タイプではない汎用の変成シリコンを使用すると、数年後このよう(上画像)に黒ずんだ状態(ブリード現象)なってしまいます。⇒ブリード現象とは

これは、変成シリコンの成分に含まれる可塑剤がにじみ出て、その上にほこりなどが汚染して起こる現象ですが、このことを知らずに汎用の変成シリコンを使用してひび割れ補修を行ってしまう塗装業者も少なくありません。

汎用の変成シリコンの場合は、シリコンシーラント処理剤ではなく逆プライマーという処理剤を使わなければならないので、施工前のチェックは欠かせません。

話がそれてしまいましたが、ひび割れ補修に使用されているのが変成シリコンかシリコンシーラントなのかを判断するには、見た目ではわからないので直接素手で触るのが確実です。

 

ひび割れ(クラック)の補修部を素手(指)で確認している画像

素手(指)で押さえてその弾力で確認したり、数回こすってみて、引っ掛かりが残っている場合は変成シリコン。ツルツルする場合はシリコンシーラントですが、これも経験による感触の違いが分かっていないと判断できない場合があります。

というより、ほぼ感触での判断なので文章では表しにくいですね。

ペインター20の使い方

ペインター20は1液タイプなので、使いたいときに蓋を開けてすぐに使えるのが便利です^^

いわゆる丸環ってやつに入ってるので、蓋のフチを皮スキなんかで軽くこじると簡単に開封できます。

丸缶入りの塗料みたいに「むっちゃ固い!」「なんじゃこりゃ!!」なんてことはありません。

ペインター20を開封しているところ

中身は、白く濁った乳白色でトローッとしています。

ペインター20を刷毛ですくっているところ

ペインター20の荷姿は1キロ入りの丸缶とコンパクトなので、取っ手?というか、持つところは付いてません。なので、僕はいつもさげ缶に入れて使ってます。

ペインター20をさげ缶に入れて持ち運んでいるところ

この後実際にペインター20を塗布した画像がありますが、塗った時はほぼ透明で乾くと若干白く見えるって感じかな。若干色が残るので塗り忘れる心配はありません。

使い終わった後は、ラッカーシンナーで軽くゆすぐだけでOK!とにかく扱いやすいのが気に入ってます。

ちなみに、刷毛は使い古しのボロ刷毛で十分なんですが、ボロ刷毛でさえついつい洗ってしまうのがなんとも切ないところです^^;

ペインター20を使った刷毛をラッカーシンナーで洗っているところ

ペインター20の施工例

画像では少しわかりにくいですが、以下の画像は高圧洗浄後、シリコンシーラントの上にペインター20を塗布しています。画像ではほぼ透明に見えちゃいますが、実際には塗った形跡がはっきりわかります。 

ペインター20をひび割れ補修部に塗布した後の画像

前述しましたが、ペインター20は塗布後約30分ほどで乾燥するので、同日に下塗り塗装の重ね塗りを行うことも可能です。利便性☆抜群!

ペインター20を下塗り塗装の代わりに使用するのではなく、ペインター20を塗布後(乾燥後)に通常の塗装工程で施工していきます。

以下の画像は、ペインター20で下処理後、最終仕上げの上塗り塗装で仕上げた様子です。

この場合は、ペインター20を塗布後、下塗リ、中塗り、上塗りと通常の塗装工程で仕上げています。

ペインター20を塗布後に塗装仕上げを行った外壁の画像

外壁をキズつけずに既存のシリコンシーラントを完全に撤去することは、不可能といっても過言ではないので、凸凹感は残りますが塗料の密着という本来の目的は十分果たしてくれる製品です。

下塗り塗装を行う前にサッと一塗りするだけで、シリコンシーラントをものともしないペインター20ですが、唯一のデメリットというべきが価格帯なんですよね。

ペインター20の価格帯

ペインター20は通常の塗料と比べてかなり高額です。(割高です。かなり)

画像で使用した塗料はシリコン樹脂塗料ですが、購入価格は内容量15kg(セット)で17,000円(税込み)ほどです。

ペインター20の価格はというと、内容量1kgで6,000円超するので、塗装業者としてはかなり高額な感覚に思います。

シリコン系の塗料と同じ内容量に換算すると、なんと90,000円以上ですからね。とはいっても、外壁全面に塗るわけじゃないのでおかしな計算ですが^^;

このページの画像例の建物は約30坪ほどで、使用したペインター20は4kg弱(1kg×4缶)です。

当店が利用している塗料販売店で購入すると、ペインター20だけで25,000円以上もかかってしまいました。

依頼主(施主様)の金銭的負担を少しでも減らそうと思い、通販での購入価格(最安値)を調べてみると、かなり安く購入できる販売店があったので紹介したいと思います。

ペインター20を最安値で購入しよう

当店では、塗装工事の見積もり価格を最小限に抑えるため、材料全般の最安値購入にこだわっています。

以前このブログ内でも紹介させてもらいましたが、木部用防虫防腐剤のキシラデコールや、養生工事に使用するマスキングテープなどは、塗料販売店で購入せず通販サイトで購入しています。(ブログ内の塗装カテゴリーに掲載中)

それらと同じようにペインター20の最安値を発見したので、塗装業者の方にはぜひおすすめしたいです。

当店が普段利用している塗料販売店との比較ですが、実に2割ほど安く購入出来てしまうのが以下のリンクからです。

リンク先は楽天サイトですが、その中でも最安値価格で購入出来た販売店のリンクですので是非参考にしてみてくださいね。(2020年11月時点)

ちなみに、関西ペイントのシープラの最安値が1kgセットで、17,550円です。ペインター20の約3.5倍と高額でした。(2020年11月時点)☆ペインター20☆かなりおすすめです!

シリコーンシーラント塗装用下地処理剤 ペインター20 1kg【信越化学工業(株)】★

価格:4,719円
(2022/1/29 11:55時点)

ペインター20最安値のまとめ

ペインター20はシリコンシーラントへの塗装を可能にした画期的な商品です。

しかも、調合手間のかからない1液タイプで、乾燥時間は約30分と速乾性なので、利便性がよく作業効率は抜群です!

このページで紹介した通販価格での購入は最短翌日配達なので、工期が乱れる心配もありません。

丁寧な梱包もうれしいですよ。

ぺーんター20の配達梱包の画像

今回は、塗装工事の現場で大活躍!シリコンシーラント下地処理剤「ペインター20」の紹介でした。

とっても使いやすいのでおすすめですよ~^^

 

最後までご覧いただきありがとうございました(__)

 

影丸でした☆

 

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