こんにちわ。
影丸です。
この記事では、木材保護着色用塗料のキシラデコールの用途、使い方、最安値購入を解説しています。
- キシラデコールの特徴
- キシラデコールの用途と使い方(塗り方)
- 塗装現場でキシラデコールを塗ってみる
- 古紙で試し塗りするのもいいかも
- お客様の物件にキシラデコールを塗る様子
- 刷毛と容器を用意しよう
- 刷毛のお手入れ(洗浄)
- キシラデコールの乾燥時間
- キシラデコールの塗装面積
- 塗料使用量の目安
- キシラデコールの色調
- キシラデコール4リットル入りの最安値は?
- キシラデコールの使いかと最安値購入まとめ
- 今日のランキング
キシラデコールの特徴
キシラデコールは、木部用の保護塗料として幅広い分野で使用されている防虫防腐塗料です。
プロの塗装業界だけでなくDIYなど一般のご家庭でも多く使われる理由は、塗料(塗装作業)の扱いやすさと、耐用年数(耐久年数)の長さです。
取り扱い店が多く、手頃な価格で入手しやすいというところも魅力です。
- 木材に浸透するので垂れにくい抜群の作業性
- 木材に浸透し、木目を消さない美観性
- 紫外線や雨風の強く水をはじく高耐候性
- 防腐・防カビ・防虫効果が高い保護効果
- 塗膜を形成しないので再塗装が簡単
キシラデコールの用途と使い方(塗り方)
キシラデコールは、屋外の木材製品の保護、着色用の塗料(防虫防腐剤)です。木材を美しく仕上げるだけでなく、防腐効果、防虫効果が高いのが特徴です。
塗装経験の少ない方でも、簡単に塗装することができますので、DIYにもおすすめです。※粘度の無い分逆に塗りにくいと感じることもあるかも。
キシラデコールの用途(効果)
屋外に設置してあるウッドデッキ、木製テーブル、ベンチ、ガーデニング用品など、木材製品全般を、雨、風、紫外線による劣化から守ります。
キシラデコールには、害虫などを寄せ付けない防虫成分が含まれていますので、害虫の繁殖による木材製品の劣化を遅らせる効果があります。
新規塗装(新品)、塗り替え塗装(2度目以降)に使用します。
キシラデコールの使い方(塗り方)
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この時、刷毛(毛)の付け根までキシラデコールを含ませてしまうと、塗装時に刷毛の付け根(毛の付け根)からにじみ垂れしやすくなるので、毛の半分くらいまで含ませて塗装します。
キシラデコールは、木材に浸透させることで防虫、防腐効果を発揮します。薄めず無希釈で使用しますが、塗料の粘度はほとんどなく水道水と同じ感覚です。
塗料をたくさんつけたほうが一度にたくさん塗れて作業がはかどるように思われるかもしれませんが、にじみ垂れした塗料で周囲を汚してしまったり、手(軍手)についた塗料の始末などで大変です。
力を入れて刷毛の毛を折り曲げてしまわないように注意し、毛先でなでるように塗るのがきれいに塗り上げるコツです。
塗装現場でキシラデコールを塗ってみる
僕は、自営で建築塗装業を営んでいるので、実際の現場でキシラデコールを塗る機会があります。
キシラデコールは、木材の防虫防腐効果に特化した塗料なので、塗装現場全体の割合でキシラデコールの使用頻度はあまり多くないんですが、ちょうど今やっている現場でキシラデコールの塗装部位があるのでちょっとその場面を紹介しますね。
今回塗装する部位は、住宅の天井と枠関係で細かい部分のみ。新築ではなく、塗り替えの場面なので着色度合いがわかりにくいかもしれませんが、ご了承願います。
使用する色は、ウォルナット色で濃い茶色です。
ちなみに、キシラデコールのパッケージは業務用と家庭用と見た目が違いますが、中身は全く同じです。
使用する刷毛ですが、この後の画像とは少し見た目が違いますが、普段使いなれている刷毛を使ってます。この後の説明でも書いてありますが、刷毛の厚みがなるべく薄いほうが塗りやすいです。
刷毛の横幅も30ミリから60ミリ程度が使いやすいです。ホームセンターで売ってる刷毛にも刷毛のサイズは書かれているので選びやすいです。
狭い場所用に、小さい目地刷毛があってもいいかも。
塗料を入れる容器もこの後の画像と少し違いますが、普段使っている容器なのでそのまま進めていきますね。
キシラデコールに限ったことではないですが、塗料を容器に入れる前に容器をしっかり振って中身を拡販しておきます。顔料(着色成分)と他の成分が容器の中で分離してるので、必ずしっかり撹拌しておきます。
僕の場合、一斗缶を逆さまにして十分振り回すんですが、下手するとキャップが外れて床に「ビチャッ」なんてこともあり得るので、容器を上下左右に振って撹拌してくださいね。
まず、容器にキシラデコールを入れる量ですが、かなり少なめにしてください。キシラデコールは、全くといっていいほど粘度がないので、ちょっと容器が揺れただけで塗料が跳ね上がって周囲に飛び散ってしまいますので。
続いて塗布していく様子ですが、下の画像はわかりやすいように白木の棒に塗っている様子です。
塗り始めの注意点としては、塗料を付けた刷毛をギュッと押さえないことです。ただでさえシャバシャバの塗料なので、ぎゅっと押さえつけると塗料がだらだらと流れ落ちてしまいます。
ちょこっと付けた塗料を毛先でそーっと塗り広げていきます。たとえがわかりにくいかもしれませんが、書道の時の筆に墨汁を付ける感じかな。刷毛の毛先半分か、3分の1くらいにしておきます。
刷毛に塗料を付ける量に注意していても、どうしても手元に流れてきます。粘度の無い塗料なので、どうしてもそうなります
最初はなるべく少な目につけて、少しずつの面積を塗っていきます。塗料をまんべんなく塗り広げるには、対象物の端っこから塗らないこと。
刷毛にたくさん塗料がついている状態で端から塗ると、一方向にしか塗り広げられないので、高確率で周囲を汚しますし、刷毛の根元から塗料が流れ落ちてきます。
下の画像の様に真ん中から刷毛をスタートして、右半分へ進めて折り返して左方向に塗り延ばしていく感じです。真ん中から左右へと塗り延ばします。方向は右からでも左からでもいいです。塗ってみてやりやすいほうで^^
一往復だと片方に塗料が多くなるので、2~3回往復させて均一になるようにします。途中で刷毛に塗料をつけ足さないで、空(から)バケ状態で塗り広げます。
古紙で試し塗りするのもいいかも
キシラデコールを使うのが全く初めての場合、いらない紙切れなんかでちょっと試し塗してみるといいかも。この記事用にA4用紙に塗ってみます。
画像は地面にぼろ布を敷いて、紙が飛ばないように両端をマスキングテープで止めています。
お客様の物件にキシラデコールを塗る様子
実際の現場では、足場の上での作業ですし、対象物も入り組んで細かい形状です。手前から塗らずに奥から順に。一面ずつマスを区切るように塗っていきます。
塗る順番は、先ほどの様に真ん中⇒右⇒左へと塗り延ばしていく感じ。
繰り返しになりますが、キシラデコールは粘度の無い塗料なのでとても塗りにくいです。なるべく上手に塗るコツは、一度にたくさん塗ろうとしないこと。
刷毛につける塗料も少し。一度に塗る面積も少量で、ゆっくり慌てずに塗ってみてくださいね。
刷毛と容器を用意しよう
キシラデコールを塗装するときに使用する刷毛は、ニス刷毛と呼ばれるものがおすすめです。
毛の部分の厚みが薄く、塗料の含みが少ないので塗装時に塗料がにじみ垂れ(毛の根元から)しにくいのが特徴です。
ホームセンターなどで販売されている、500円程度の刷毛を使用すると作業しやすいと思います。(100均ショップの刷毛だと垂れやすいかも)
細かい部分を塗るための小さな刷毛と、広い部分を塗る大きめの刷毛を使い分けると塗装作業がスムーズに進みます。
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キシラデコールを入れる容器は、持ち手のついているものが使いやすいです。
画像は、プラスチック製の容器ですが、金属製の容器でも差し支えありません。
100均ショップなどでも購入することができます。
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刷毛のお手入れ(洗浄)
使用後の刷毛に塗料がついたまま保管すると、毛が固まってしまい再使用することができなくなってしまうので、使用後はペイントうすめ液(塗料用シンナー)で洗浄します。
塗料容器の中で、刷毛をもみ込むように洗浄し、汚れたシンナーを廃棄用の容器などに移し替え、再度きれいなシンナーで洗浄します。
刷毛を再使用(保管)する場合は、2度洗いすることをお勧めします。
2度洗いする場合のシンナー量は500㎖ほどあれば十分足ります。ホームセンターで500円程度で購入できます。
通販サイトで購入すると、500㎖の場合、商品価格より送料の方が高くなってしまうので大損します。
キシラデコールの乾燥時間
キシラデコールは1回の塗装で仕上げず、2~3回塗装して仕上げます。実際の塗り替え現場では、前回塗装の塗料が薄く残っているので、通常は2回塗りで仕上げます。
新品の白木に塗る際は、塗料の吸い込みも激しく、2回塗りでは見本通りの色がつきにくいかも。耐久性を上げる意味でも3回塗りがおすすめです。
キシラデコールは浸透性タイプといって、あえて木材にしみこませるタイプの塗料なので、塗装後すぐに木材に浸透します。1度目の塗装後直後に重ね塗りをせずに乾燥時間を空けて再度塗装して仕上げます。
- 塗り重ねの乾燥時間の目安は約12時間です。(通常は翌日)
- 仕上がり(完成後)乾燥時間の目安は約24時間です。
一度も塗装されていない木材の場合は、3度塗りすることでよりきれいに仕上がり、耐久性も向上します。
キシラデコールの塗装を、再度塗り替える場合は通常2度塗りを行えば十分きれいに仕上がりますし、耐久性も確保できます。
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紙やすりの裏には、粒度の粗さを示す番号が記載されています。
番号が大きいほど粒の粗さが細かくなります。
あまり粒の荒い紙やすりで下処理(研磨)を行うと、逆に木材に傷をつけてしまいきれいに仕上がらない場合があるので、240番~320番くらいの紙やすりを使用します。
キシラデコールの塗装面積
キシラデコールの塗装面積は、以下を目安にしてください。
容量(ℓ) | 塗面積 (㎡) |
塗面積 (畳換算) |
---|---|---|
0.7 | 4.9 | 3枚 |
4 | 28 | 17.5枚 |
7 | 49 | 30枚 |
16 | 112 | 70枚 |
塗料使用量の目安
キシラデコールは、既製品で0.7ℓ、4ℓ、7ℓ、16ℓのラインナップがあります。
- 0.7リットル入り 木製の腰掛(椅子)1~2脚など
- 4リットル入り ウッドデッキなど
- 7リットル入り 木塀など
- 16リットル入り 外壁木部(羽目板)など
キシラデコールの色調
キシラデコールの性質上、素材(下地)より薄い色を塗布しても、うまく反映されない場合があります。これは、浸透性塗料の特性で、塗料が浸透する際の色負けによるものです。
容器の中では色がついて見えますが、木目を消さないために半透明です。外壁用塗料などと違い、下地が隠れるほど色がつかないので素材と同等、もしくは少し濃い目の色を選択することをお勧めします。
キシラデコールはDIYでも使いやすい4リットル入りの購入がおすすめです。
キシラデコール4リットル入りの最安値は?
僕は建築塗装業を営んでいるんですが、取引先の塗料販売店でキシラデコールの4リットル入りを購入している価格は9,000円(税抜き)です。
税込み価格は9,720円とかなり高額です。
キシラデコールは、塗装業者が使用する塗料の中でも高額な塗料なので、何とか安く購入する方法はないものかとインターネットを使い色々調べた結果、激安で購入する方法を見つけてしまいました。
キシラデコール(4リットル)の最安値最新価格は、8,300円と激安で購入できてしまいます。しかも便利な注ぎ口(ベロ)付です!
送料・税込みで8,280円なのでかなりお買い得です。
キシラデコールの最安値購入はこちら
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価格:8,300円 |
※最終の価格調査日は2022年5月です。
もちろん当店でも、インターネットの通信販売でキシラデコールを購入するようになりました。
同じ商品なら少しでも安く購入出来たほうがいいですよね。
※通販ご利用の際は、色の指定を忘れないで下さいね♪
キシラデコールの使いかと最安値購入まとめ
キシラデコールは、木材用塗料の中では高額な位置づけにありますが、防腐効果、防虫効果は抜群です。
DIYにも塗装専門業の方にもキシラデコールが安く購入出来ればよいと思い、今回の記事を作成しました。
今後も様々な商品の最安値を発見して、記事を追加していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました(__)
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