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Kagemaru's Blog

顔面神経麻痺(ベル麻痺)の体験談|原因、予防法、治療法~完治編

表情の違う3人の男性のイラスト

こんにちわ。

影丸です。

この記事では、僕が発症した顔面神経麻痺(ベル麻痺)の治療経過の様子を書いてます。

顔面神経麻痺(ベル麻痺)の体験談|原因、治療、費用~治療編④の続きになります。

このブログ内で紹介する顔面神経麻痺は、ベル麻痺と呼ばれている顔面麻痺で、ヘルペス帯状疱疹の原因となる体内ウィルスが要因で発症します。

発症すると、顔半分がゆがんだり、まぶたが閉じにくくなったり、食べ物(飲み物)が口からこぼれたりするので生活に支障が出ます。

突発性の神経疾患で、症状が出るのは顔の片側(左右どちらか)だけです。
ベル麻痺は一過性の神経疾患なので、通院治療で完治します。

 

ベル麻痺治療の途中経過と5回目の通院

僕がベル麻痺を発症して、今日で約5週間が経過しました。

ベル麻痺を発症するのは今回が2回目ですが、前回約6年前に発症したときは約1か月で完治したので今回もおそらくそれくらいの期間で完治するだろうと思ってたんですが、やはり今回もすっかり完治したようです。

前回4回目の通院の記事を書いてから2週間ほど経ちますが、状態はあまり変わってません。というか、前回の記事で気にしなかったら顔の表情の違和感は全くと言っていいほど感じないと書いたんですよね。

なので、それから2週間後の現時点でも、顔に違和感を感じることはなくて当然といえば当然なんですが。

今回で僕のベル麻痺体験談は、6記事目になるんですが、これまで顔の表情の変化を治療編2、治療編3、治療編4の記事に掲載してきました。

自分の感覚としては、徐々に回復していってるのが実感できてたんですが、画像ではあまり表情の違いがわからなかったんじゃないかなと思います。

今回も、今までと同じ「あ~」「い~」「う~」「プ~」の表情を乗せておこうと思いますが、今回はこれまでとの違いがはっきり分かると思います。

ちなみに、「あ~」「い~」「う~」「プ~」の表情は病院の先生に毎回やってみてといわれる表情で、麻痺の状態を観察するための表情です。

この記事を初めて見る方は、表情の違いだけでも治療編2の記事と比較してもらえれば、1カ月弱でどこまで回復するのかわかってもらえると思います。

ベル麻痺の回復の様子

顔面麻痺(ベル麻痺)の治療中に口を「あ~」と開いている画像

顔面麻痺(ベル麻痺)の治療中に口を「い~」と開いている画像

顔面麻痺(ベル麻痺)の治療中に口を「う~」と開いている画像

顔面麻痺(ベル麻痺)の治療中に口を「ぷ~」と開いている画像

画像を貼り付けてみると、若干顔が左右対称じゃないようにも感じますが、完全に左右対称の人っていないと思うんでね。

ここでは、ベル麻痺っていう顔面神経麻痺の回復の様子として見てほしいわけです。

完璧ですね。もう1週間以上前からこんな感じなんで今回のベル麻痺は完治したって言えるんじゃないかな。

顔面神経麻痺(ベル麻痺)治療2週間の経緯

この2週間は、薬は欠かさず飲んでましたが、その薬も前回の診察の時に先生がぼそっと言ってたんですが、ビタミン剤の様な薬らしいです。

レチコラン錠っていう錠剤なんですが、ネットで調べたらビタミンB12製剤ということなんですが、ビタミンB12の含有量量がのドラッグストアに売ってるサプリメントより、ずば抜けて含有量が多いんですよね。

1日量で比較すると、ネイチャーメイドビタミンB12)の30倍とずば抜けて多いんですよね。ちなみに、ビタミンB12は末梢神経の修復に効果があるビタミンらしいです。

あと、麻痺のピークが過ぎた3週間ほど前からリハビリをやってますね。これは、顔のストレッチみたいなもので、先生から「毎日続けてくださいね」といわれてたんですがあまりにも調子がいいので正直やったりやらなかったりでした^^;

9種類の顔の動きを、1日最低(合計)5分間以上ということなんで簡単なリハビリなんですが、自分の感覚では顔の筋肉が動かしにくいっていう違和感が全くないんで、ついついおろそかにしてしまいました。

この2週間の生活は、ベル麻痺を発症する前の生活とほぼ何も変わらない普通の生活でしたね。違うところは、毎日飲まなくちゃいけない薬があることくらいで。それと、ちゃんとできなかったリハビリですね。

それくらい、何の支障もなく生活できました。

5回目の診察の様子

今回で、5回目の診察ですが、自分では勝手に最後の診察だろうな~と思いながら行ってきました。

今日はいつもと違い仕事の帰りにしかいけなかったんですが、さすがに夕方は結構混雑してましたね。

20分くらいの待ち時間で、診察時間は3分くらいでした。

先生に「調子はどうですか」と聞かれて答えたのは「もう、全く違和感なしです」

いつものように、「あ~」「い~」「う~」「ぷ~」の表情をやって、「ぷ~」と口を膨らませたとき、先生がほっぷたを押さえるんですが、口から空気が漏れることももうありません。

「もう大丈夫ですね」と先生に言われほっと一安心です。

もちろん薬は出ないですが、あと1週間くらいはリハビリを続けて、徐々に回数を減らしていってくださいとのことでした。

診察料と薬代(合計)

今回で最後の通院で、先生からも「完治ですね」というお言葉をいただいたので、薬は出ませんでした。

診察料は今までの中で一番安い380円!

顔面神経麻痺(ベル麻痺)の診察料明細

今回発症したベル麻痺の通院が5回で、投薬は4回だったんですがすべての治療費の合計を参考のために書いておきますね。

診察料が、合計8,740円。

薬代が、合計3,250円。

あわせて、11,990円の治療費ということになります。

お世話になる医療機関によって、薬の種類や治療方針が異なると思うので、この金額はあくまで参考です。

あと、ベル麻痺が発症してから、医療機関にかかるまでのタイミングによっても治療期間に違いがあると思います。

なるべく早く診察を受ければ、その分回復も早くなるので治療にかかる金額も最小限に抑えられるんじゃないかと思います。

顔面神経麻痺(ベル麻痺)の治療が終わって思うこと

僕がベル麻痺を発症するのは、今回で2回目です。前回は約6年前に発症したんですがその時は顔の筋肉が急に動かしにくくなったことに驚きを隠せませんでした。

最初は、まぶたが開きにくかったり、朝の歯磨きで口から水がこぼれるのもちょっと寝違えたかな?くらいにしか思ってなかったんですが、1日2日の間にみるみる状態が悪化していくことにビビりまくり、慌てて病院へ駆け込んだのを今でもはっきり覚えてます。

いざ診察を受けると、先生から「心配しなくてもベル麻痺は一過性の神経疾患だからちゃんと治ります」といわれとりあえずホッとしましたが、それでも「後遺症が残るんじゃないか?」という心配はぬぐい切れませんでした。

今回のベル麻痺は、6年ぶりとはいえ2回目の発症なので、前回の様な不安はありませんでしたが、前半の生活に支障が出る期間は正直つらかったです。

そもそも、ベル麻痺はだれもが体の中に持っているヘルペス帯状疱疹のウイルスが原因で発症するそうです。発症の引き金の一つとして、疲れがピークの時にストレスなどの負荷が重なることが多いと先生から聞かされて思い当たる節は確かにありました。

僕の場合、疲れ、不眠、ストレス(悩み)が一気に重なったっていう感じかな。

自分では、楽観的な性格だと思ってるんですが、自分のことって意外とわからないんですよね。今回の様に症状に表れてから、そういえば…って思い当たる節はあるんですが、正直ストレス系の要因なんかは、なかなか気をつけようがないですね。

初めてベル麻痺を発症した方が、この記事をお読みいただいているなら、とにかく余分な心配はしないでほしいと思います。

顔の筋肉が思うように動かないんだから心配するなというのは、無理かもしれませんが2度のベル麻痺経験上、最初のピークを過ぎてからはゆっくりではありますが、自分ではっきりわかるくらい回復していくのがわかります。

僕の場合、6年前の時も今回のベル麻痺も約1か月で完治していますし、ネット情報では何も治療しなくても自然に回復していくという情報もあるほどです。

とはいえ、顔半分がいきなり動かしにくくなって病院に行かない人はいないと思いますが・・・。それに、先生が言うには早く治療を開始したほうが回復も早いとのことですし、診察してもらえば、ベル麻痺が一過性で必ず回復するということを聞けるので、その時点で気持ちはかなり楽になると思います。

ちなみに、ベル麻痺の専門機関は耳鼻咽喉科です。顔の筋肉を動かす神経疾患ということで、神経内科などを受診する人も多いようですが、耳鼻咽喉科を紹介されることになると思うので、近所の耳鼻咽喉科での受診(初診)をお勧めします。

顔面神経麻痺には、先天性の疾患や、外傷性の後遺症なども含まれますが、ベル麻痺に関しては一過性の疾患なので必ず回復します。安心してくださいね。

今回、6記事にわたって僕のベル麻痺体験談を書かせてもらいましたが、気持ちを共有したり、少しでも安心材料にしてもらえる方がいれば本当にうれしいです。

それでは、僕のベル麻痺体験談は今回で終わりになります。

最後までおご覧いただきありがとうございました。

影丸でした。

 

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