こんにちわ。
影丸です。
この記事は前回の 顔面神経麻痺(ベル麻痺)の体験談|原因、予防法、治療法~発症編 の続きになります。
6年前に初めて顔面神経麻痺(ベル麻痺)を発症し、約1か月で完治。今年の6月にふたたび再発したので、今回は初めて顔面神経麻痺(ベル麻痺)を発症した方へ向けて、初診の様子から完治までの実体験を書いていこうと思います。
この記事の内容は、病院(診療科)の選び方、診察(初診)の流れ、処方薬の種類、費用、先生からの注意事項などを書いています。
このブログ内で紹介する顔面神経麻痺は、ベル麻痺と呼ばれている顔面麻痺で、ヘルペスや帯状疱疹の原因となる体内ウィルスが要因で発症します。
発症すると、顔半分がゆがんだり、まぶたが閉じにくくなったり、食べ物(飲み物)が口からこぼれたりするので生活に支障が出ます。
突発性の神経疾患で、症状が出るのは顔の片側(左右どちらか)だけです。
ベル麻痺は一過性の神経疾患なので、通院治療で完治します。
顔面神経麻痺(ベル麻痺)の専門は耳鼻咽喉科
顔面神経麻痺には、突発性(一過性)のものだけじゃなく、先天性(生まれつき)のものや、外傷性(けがの後遺症)のものもあるんで、ひっくるめてこの診療科ということは判断できないと思います。
この記事で紹介しているベル麻痺は、顔面神経麻痺の中で突発性(一過性)という部類になるらしく、ある日突然症状(違和感)が現れます。まさに突発性ってやつ。
具体的には、朝起きたとき「なんか目が腫れぼったいなぁ」「寝違えたのかなぁ」という感じで、そのあと顔を洗ってうがいをした後、口から水が漏れる(こぼれる)っていう感じです。最初はほんと違和感程度です。
顔の筋肉が動かしにくいわけなんで、まず思いつくのは神経?ということで神経内科や整形外科を受診しようと思うかも。そう思いますよね。
実は、顔面神経は耳の神経と密接しているので受診するのは耳鼻咽喉科になります。
総合病院でも個人医院(開業医)でもいいと思いますが、1週間に1度の通院が通常になると思うので、待ち時間や移動時間を考えると近所の耳鼻咽喉科がおすすめですね。
僕は、前回お世話になった近くの「耳鼻咽喉科」に行ってきました。
診察(初診)の様子
顔面神経麻痺になるのは今回で2回目なので、初診といっても自分の中では
再診みたいな気分でした。
病院の場所もわかってるし、先生の顔もはっきり覚えてるし、何より今回2回目の発症ということで症状の悪化具合がどの程度かっていうのがわかってますからね。
なので、不安というか緊張感みたいなのは全くありませんでした。
もちろん病気のことなので素人考えで判断しちゃいけないんでしょうけど^^;
前回初めてベル麻痺を発症したのが6年も前なんで、古い診察券が役に立つかどうかわからないんですが、何とか探し出し「また、お願いしま~す」的な感じで、初診を受けてきました。
名前を呼ばれて先生の所に行くと、なんだか懐かしささえ感じるほど^^
「今回はどうしましたか?」と聞かれたので「また、顔面麻痺になったみたいで」というと、なぜか不思議そうにする先生。
先生いわく「ベル麻痺は普通再発しないんだけどなぁ」とのこと。そういえば、以前お世話になった時「この病気は1回かかると再発はほぼないので」といわれてたのを思い出しました。
「まれに再発する人もいるけど珍しいなぁ」ということで、さっそく診察開始です。
診断方法は無茶苦茶シンプルで、顔の表情を先生の言うとおりに動かすだけ。
「ギューッと目を閉じてください」⇒「ア~ってやってみて」「イ~は?」「ウ~は?」ってな感じで口(唇)の動きをガン見👀!で、「違和感を感じたのはいつ頃からですか?」「疲れがたまってるのに無理したりとかは?」など、いわゆる問診ですね。
そのあと「コップから飲み物がこぼれるでしょ」と再確認。
前回言われた気がするけど、疲れがピークの時にさらにストレスなどの負荷がかかるとこの病気は発症しやすいんだとか。
思い当たる節ははっきりあったので、「あ~、あります。あります。」素直に返答。
耳鼻咽喉科ということもあってか、ちょっと耳の中を覗く程度はあるけど、ほぼ問診。
このとき先生の顔に「確信!」て書いてあるような気がしたとかしないとか^^;
診察結果は
診察の結果はやはり顔面神経麻痺(ベル麻痺)さすがプロの診断!早い!!
ちなみに以前ベル麻痺になったのは、約6年前。顔の右側。して今回は左側。これは「再発がまれにあるよっ」ていう時に先生が言ってたけど、再発するときは必ずと言っていいほど前回の反対側になるらしいです。
ちなみに、僕が顔の違和感を感じたのが、6月26日の夜で初診を受けたのが6月28日の午前10時ごろ。(違和感を感じてから約40時間)
この時の症状は、まだピークじゃないので明日以降もっと進行する(ひどくなる)とのこと。ベル麻痺の症状は発症後36時間から72時間後にピークを迎え、その後徐々に回復していくんだとか。(諸説あり)
これは、以前実体験しているので特に心配はしてません。以前、ピークの時期は2日間ほど。つらかったのは、夜寝るときにまぶたが閉じず、眼帯に目薬を湿らせたガーゼを挟んで寝たときかな(2晩だけね)
完治するまでずーっとしんどい思いをするわけじゃないってことはわかってたんで、経験しといてよかったかも。・・・んなわけない!やっぱつらいし。
ということで、診断結果が出たら後は投薬。その前に「現在服用中の処方箋薬はありますか?」「ほかに通院している病気(病院)はありますか?」さすがプロ!入念!!
顔面神経麻痺(ベル麻痺)の処方薬
今日処方してもらった薬は、以下の5種類です。
妙なもんで、種類が多いとなんだか早く治りそうな気がするのは僕だけ?
これが1週間分。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
これが1回分。を1日3回。
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【用法・効能】
◆【ファムビル錠250mm】⇒1回2錠
ウィルスの繁殖を抑え症状を改善する作用
◆【プレドニン錠5mg】⇒1回2錠
アレルギー抑制し炎症を鎮める作用
◆【アデホスコーワ顆粒10%】⇒1回1包
めまいの軽減、消化器官を活発にする作用
◆【レチコラン錠500㎍】⇒1回1錠
神経に働き、しびれ、痛みの症状を改選する作用
◆【レバピミド100mg】1回1錠
胃の粘膜を保護し、修復する作用
診察料と薬代
体のことなんで、お金のことは言いたくないけど・・・。診察料(初診料)はともかく、薬代が結構お高かったんですよね。
今まで、病院にかかったことは何度もあるけど、1週間分でこの値段はかなり上位レベルだと思います。
「じゃあやめとく?」って言われても困りますけど。(薬局の人はそんなこと言いません)
参考までにどうぞ^^
診察料(初診)は1,070円でした。これは一般的な料金ですよね。
お高いのはこっちで、1週間分の薬代。しめて5,890円なり!
1日3回を1週間分。国民保険なんで3割負担。どうです?こんなもん?
1週間分でこの値段なんで、1か月通院するとして・・・・「やめとこ。。。」
病気を治してもらうのに、安いも高いもないですよね。感謝^^;
治療中の注意事項
今回は、5種類の処方薬を1週間分処方してもらい、1週間後に再診してくださいとのことでした。その間、体調の変化などがあれば、いつでも来院してくださいとのこと。
注意事項としては、処方した薬を忘れず飲むことは当然ですが、「きちんと食事をとって疲れがたまるような無理はできるだけ控えてくださいね」とのこと。
「免疫の低下が処方薬の効果を半減するといけないからですね。」とアドバイス^^
今回、先生に「顔面麻痺(が再発した心当たりはありますか?」と聞かれたんですが即答で「はい!」と答えました。
ここ数週間、生活はすごくランダムで、特に最近はまってるブログの執筆で夜中に作業するのが当たり前になってたんで。
激濃コーヒーがぶ飲みして、2夜連続「睡眠時間2時間」なんて当たり前だったんでね。これは今回の再発の大きな要因になってると思います。
基本的なことほど、きちんとやろうと思うと難しいものですよね。僕の性格上、「喉元過ぎれば・・・」ってとこがあるんですが、治療中だけでも規則正しい生活を心がけようと思ってます。(訂正⇒今後は。。。)
パソコンの時計を見ると現在22:11分かぁ・・・。寝る準備もあるんでね。
規則正しく!早寝早起き~ZZZ
今回はこの辺で。
次の通院までの1週間の様子や、次回通院の様子など、続きはこのブログで書いていきますね。
影丸でした。
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